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ミヒッグス粒子の費用が激安 [ミヒッグス粒子の費用]

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ヒッグス粒子の検証と評価。

Q


ヒッグス粒子ってなんですか?

A


簡単に言うと、素粒子に質量を与える粒子のことです。

1964年、イギリスの物理学者ピーター・ヒッグスは「ヒッグス機構」を提唱しました。ヒッグスは、超高温だった宇宙が冷えた結果、「ヒッグス粒子」が真空に充満したと考えました。そして、光速で飛んでいた素粒子の一部がヒッグス粒子にぶつかって速度を落とし、質量が生まれたのではないかと考えたんです。

質量というのは、物体に力を加えた時の加速のされにくさのことです。つまり、同じ力を加えた時、少ししか動かないものほど質量が大きいということができます。

ヒッグス機構では、ヒッグス粒子に対する反応のしやすさによって、質量の大きさが決まると考えます。つまり、ヒッグス粒子にぶつかりやすいものほど加速されにくく、ぶつかりにくいものほど加速しやすいと考えるんです。

現在の素粒子物理学の基本となっているのは、「標準理論」とよばれる理論です。標準理論は、ヒッグス粒子が存在することを前提に作られたものですので、標準理論にとって、ヒッグス粒子はなくてはならない存在となっています。ですので、現在実験によるヒッグス粒子の発見が期待されています。

備考:正確にはヒッグス場という場が粒子のようにふるまうということで、ヒッグス粒子はヒッグス場と書くほうが正確になります。ですが、わかりやすさを優先し、ヒッグス粒子と書かせていただきました。

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ノーベル物理学賞、ヒッグス博士ら2人に


 スウェーデン王立科学アカデミーは8日、2013年のノーベル物理学賞を英エディンバラ大学名誉教授のピーター・ヒッグス博士(84)とベルギー・ブリュッセル自由大学名誉教授のフランソワ・アングレール博士(80)に贈ると発表した。

 賞金800万スウェーデン・クローナ(約1億2000万円)は、2人で分ける。

 2人は、宇宙誕生後、物に質量(重さ)が生まれた仕組みの理論を1964年に相次ぎ発表。質量を生み出した粒子は、後にヒッグス粒子と呼ばれた。昨年7月、日本の16機関が参加したスイスの加速器実験で粒子の存在が確認され、受賞につながった。装置の開発にも日本企業が多く貢献した。

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